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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級マーケティング 令和元年前期 12問目

問題

問題12 マーケティング戦略の策定過程で利用するさまざまなリサーチ手法やモデルに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.広告効果の調査を行う際には、AIDMAモデルやDAGMARモデルなどをベースに、消費者の心理レベルでの反応や行動レベルでの反応を測定することが多い。
イ.市場細分化を行う際には、年齢や性別といった既知の細分化基準を用いる場合ばかりでなく、因子分析やクラスター分析などを行うことで初めて抽出されるような細分化基準を採用する場合もある。
ウ.ブランド・ポジショニングの際によく利用される知覚マップの作成方法には、消費者の属性評価データを因子分析にかけて作成する方法などがある。
エ.製品コンセプトの開発段階では、フォーカス・グループ・インタビューや深層心理面接法といった定量的な調査手法が利用されることが多い。

令和元年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 営業・マーケティング分野 3級 マーケティング

解説

正解:エ

標準テキスト第二版116ページに製品コンセプト調査に関する記載があります。以下引用します。

製品コンセプト調査は、計画段階に見られる代表的な調査の1つである。この調査は、製品開発プロセスの初期段階において、製品コンセプトの開発と評価を行う際になされる調査であり、自由な発想や意見が得られるように、定性的な調査手法がりようされることが多い。たとえば、コンセプト開発につながるキーワードを抽出するためにフォーカス・グルループ・インタビューや深層心理面接法などを行う例が多い。製品コンセプトを評価する場合には、アンケート調査など定量的な調査手法が用いられることもある。

エは「定量的な調査手法」が誤りです。

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