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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級マーケティング 令和元年前期 26問目

問題

問題26 メーカーが自社のチャネルを構成する流通業者の行動をコントロールするためには、それを可能にする何らかの経営基盤を持たなくてはならない。それは一般にパワー基盤と呼ばれ、いくつかの種類に分けられるが、パワー基盤に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.報酬パワー基盤とは、メーカーがチャネルとしての目標達成に寄与した流通業者に経済的対価を与える能力のことである。
イ.制裁パワー基盤とは、メーカーがチャネルとしての目標達成に協力しなかった流通業者に制裁を加える能力のことである。
ウ.正当性パワー基盤とは、メーカーと系列小売店との関係に見られるような、ブランド・イメージや評判に対して、ほかのチャネル構成員が強い結びつきを求める意識のことである。
エ.専門的知識パワー基盤とは、ほかのチャネル構成員にとって重要な専門的知識や情報を収集・蓄積していることである。

令和元年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 営業・マーケティング分野 3級 マーケティング

解説

正解:ウ

標準テキスト第二版227ページにチャネル・リーダーのパワー基盤に関する記載があります。以下引用します。

a.報酬のパワー……報酬をもたらす能力を有している
b.制裁のパワー……制裁を加える能力を有している
c.正当性のパワー……指図・統制を行う当然の権利を有している
d.一体感のパワー……同じメンバーの一員としての魅力を有している
e.専門的知識のパワー……専門的知識や情報を有している

ウは一体感のパワーの説明です。

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