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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級マーケティング 令和元年後期 29問目

問題

問題29 ロジスティクスの活動において生じるトレード・オフに関する記述として最も不適切なものは、次のうちどれか。

ア.多頻度小口配送によって需要の不確実性を削減しようとすると、在庫コストが高くなる。
イ.輸送コストを削減するためにロット・サイズを大きくすると、在庫コストが高くなる。
ウ.受注から納品までのリード・タイムを短くしようとすると、輸送コストが高くなる。
エ.消費者ニーズの多様化に応えようと製品種類を増やすと、在庫コストが高くなる。

令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 営業・マーケティング分野 3級 マーケティング

解説

正解:ア

標準テキスト第2版245ページに多頻度小口配送に関する記載があります。以下、引用します。

(中略)
毎日注文するのであるが、在庫をほとんど持たないので、
(中略)
ところが、配送するのは、各店舗に1個とか2個といった少数であり、それにかかる手間と費用は、トラックいっぱいに製品を積んだときと同じにかかる。

つまり、高くなるのは在庫コストではなく輸送コストです。

よって、選択肢アが正解です。

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