問題
問題29 雇用保険に関する記述として正しいものは、次のうちどれか。
ア.雇用保険法における失業等給付は、求職者給付、就職促進給付及び雇用継続給付の3種類である。
令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 人事・人材開発・労務管理分野 3級 人事・人材開発
イ.1週間の所定労働時間が30時間未満である者は、日雇労働被保険者に該当する者を除き、雇用保険の被保険者になることはない。
ウ.基本手当は、被保険者の離職事由にかかわらず、待期期間の満了後1カ月以上3カ月以内の間で公共職業安定所長が定める期間は支給されない。
エ.事業主は、被保険者が離職するときは、資格喪失届に離職証明書を添えて事業所の所在地を管轄する公共職業安定所長に提出しなければならない。ただし、離職の日において59歳未満の被保険者が離職票の交付を希望しないときは、離職証明書を添えなくてもよい。
解説
正解:エ
労務管理標準テキスト第2版357ページに被保険者資格の取得・喪失に関する記載があります。以下、引用します。
労働者が離職した場合その他離職以外の理由により被保険者に該当しなくなった場合には、事業主は、資格喪失届を離職日の翌日から起算して10日以内に公共職業安定所に届け出なければならない。喪失原因が離職による場合には、原則として資格喪失届に離職証明書を添付しなければならない。ただし、本人が離職票の交付を希望しない場合は、原則として不要である(同則7条)。
よって、選択肢エが正解です。
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