問題
問題22 企業イメージ目標に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ア.企業イメージ目標を設定することで、将来どのような企業になりたいのか、その目指す姿の実現に向けて組織全体のベクトルを合わせることが期待できる。
令和2年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 経営戦略分野 3級 経営戦略
イ.企業イメージ目標には、企業のトータルイメージを目標として設定する「トータルイメージ型」と、事業領域を簡潔に表現した「事業アイデンティティ型」がある。
ウ.企業イメージ目標を設定することで、企業の存在価値をどこに置くのか、事業領域はどこなのかを明示し、構想主導で事業展開を行うことが可能となる。
エ.企業イメージ目標の設定において事業領域をより簡潔に言い表す場合は、「事業アイデンティティ型」を用いるが、「トータルイメージ型」との併用は避けた方がよい。
解説
正解:エ
標準テキスト第2版108-109ページに企業イメージ目標に関する記載があります。以下、引用します。
基本的なあり方としてはトータルイメージ型の設定を基本に置き、より事業領域を簡潔に言い表す必要があるときに事業アイデンティティ型を併用することが好ましいであろう。
問題22は不適切なものを選ぶため、選択肢エが正解です。
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