問題
問題39 財務諸表に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ア.株式資本等変動計算書は、一会計期間における貸借対照表の純資産の部の増減を示す計算書であり、「株式資本」「評価・換算差額等」「新株予約権」の3区分に分かれて表示される。
令和2年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 経営戦略分野 3級 経営戦略
イ.キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、企業本来の営業活動によって得られたキャッシュの増減額を示しており、プラスの場合、営業活動は順調とみられる。
ウ.キャッシュ・フロー計算書の「投資活動によるキャッシュ・フロー」がマイナスの場合は設備投資を控えていると判断され、プラスの場合は積極的に投資をしていると判断される。
エ.フリー・キャッシュ・フローは、「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・フロー」を足して求められるが、ゼロもしくはマイナスが継続する場合は、資産売却や金融機関からの借入等の資金調達が必要になる。
解説
正解:ウ
投資活動によるキャッシュ・フローは資産を売却するとプラスになり、投資をするとマイナスになります。
問題39は不適切なものを選ぶため、選択肢ウが正解です。
コメント