問題
問題23 法定の割増賃金に関する記述として誤っているものは、次のうちどれか。
ア.通勤手当として、距離に関係なく1日300円を支給する場合、この手当は、割増賃金の算定基礎の賃金から除外できる。
令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 人事・人材開発・労務管理分野 3級 人事・人材開発
イ.賃貸住宅居住者には一律3万円、持ち家居住者には一律1万円を支給する住宅手当は、割増賃金の算定基礎の賃金から除外できない。
ウ.扶養義務の有無に関係なく支給される配偶者手当は、割増賃金の算定基礎の賃金から除外できない。
エ.慶弔金は、支給条件が就業規則等で定められているものであっても、割増賃金の算定基礎の賃金から除外できる。
解説
正解:ア
標準テキスト第3版193ページに割増賃金の算定基準に関する記載があります。以下、引用します。
通勤距離などに応じて算定する場合。通勤距離部つん胃算定するが一定金額までは定額支給のケースでは、定額部分は通勤手当とはみなされない。
よって、選択肢アが正解です。
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