問題
問題8 就業規則に関する記述として正しいものは、次のうちどれか。
ア.常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則の作成届け出義務があるが、この場合の労働者のなかには、パートタイム労働者やアルバイトなどは含まない。
令和元年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 人事・人材開発・労務管理分野 3級 人事・人材開発
イ.就業規則は労働者に周知徹底するために、配付しなければならない。
ウ.労働者に明らかに不利益となる就業規則の変更は、いかなる場合にも認められない。
エ.始業及び終業の時刻、休憩時間、休日、休暇については、就業規則に必ず記載しなければならない。
解説
正解:エ
標準テキスト第二版83ページに就業規則に関するの記載があります。以下引用します。
就業規則は、職場における法律のような役割を果たすため、労働基準法は、就業規則のそうした役割に照らして、使用者に対し、常時10人以上の労働者を使用する事業場において就業規則を作成させること、また、掲示や備えつけなどにより労働者に周知させることを義務づけている(第89条、第106条)。他方、就業規則の内容が労働者にとって不利益になるおそれがある点については、労働基準法は、就業規則の設定・変更にあたり、使用者は事業場の労働者の過半数を代表する労働組合から、もしそのような組合がなけれっば過半数の代表者から意見を聴取すること(第90条)とともに、就業規則を労働基準監督署長に届け出ることを気味づけている(第89条)
アは含まないが誤りです。
イは配布しなければならないが誤りです。
ウはいかなる場合も認められないが誤りです。
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