問題
問題12 メーカーにおける情報的経営資源及びマーケットシェアに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ア.マーケットシェアが高いと、競合他社に比べて、生産や販売のノウハウ等の情報の蓄積が大きくなり、製品1単位当たりの製造・販売の費用の合計が低くなる。
令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 経営戦略分野 3級 経営戦略
イ.マーケットシェアが高いと、より多くの顧客と接する機会が増え、競合他社に比べて、自社の知名度やブランド知名度が高くなるため、それが自社の信用につながる。
ウ.生産や販売に関する情報は、企業側が有用性を意識しなければ、現実のメリットとして表面化されず、情報的経営資源として活用できない。
エ.マーケットシェアが低いと、情報の流れが少なくなるため、情報的経営資源を活用できる余地は乏しい。
解説
正解:エ
標準テキスト第2版64ページに情報的経営資源に関する記載があります。以下、引用します。
情報的経営資源は市場での取引の可能性が少なく、企業が経営活動において戦略的に生み出すしか獲得する方法がない。
よって、選択肢エが正解です。
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