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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級経営戦略 令和元年後期 29問目

問題

問題29 自社能力の分析のうち、定量分析に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.マーケットシェアを指標として利用する場合には、短期的な広告活動やキャンペーンに左右されてしまう点に留意する必要がある。
イ.2店舗の売上を比較する場合には、「A店よりB店の方が、やや売上が高い」とするよりも「A店よりB店の方が、売上が20%多い」とする、あるいは「売上金額」により比較すべきである。
ウ.心理的・感覚的なものである顧客満足度やブランドロイヤリティについては、定量分析が不可能である。
エ.厳しい経営環境下にあっては、定量分析による経営数値の把握だけでなく、定性分析も重要視する必要がある。

令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 経営戦略分野 3級 経営戦略

解説

正解:ウ

標準テキスト第2版164ページに定性分析を含む業績指標に関する記載があります。以下、引用します。

多くの場合、こうした競争優位の源泉となる経営資源は目に見えてこない顧客満足度やブランドロイヤルティ、製品やサービスの品質、ブランドや企業のイメージ、新製品開発活動、さらに経営者や従業員の能力と力量などを含んでいる。そのため、これらをいかに顕在化させ数値として把握するかが重要となってくる。

よって、選択肢ウが正解です。

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