問題
問題16 消費者の類型化には様々な視点があり、例えば、家族はライフサイクルという視点から、個人はライフスタイルという視点から類型化されることが多く見られるが、これらに関する記述として最も不適切なものは、次のうちどれか。
ア.家族のライフサイクルは、配偶者の有無及び時間の経過とともに変化する所得に基づき段階分けされている。
令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 営業・マーケティング分野 3級 マーケティング
イ.ライフスタイルによって消費者をタイプ分けする場合は、その人の価値観、興味、活動といった点を考慮しながら分類する。
ウ.団塊の世代は、人数も多く、出生が同時期で生活上の経験も似通っていることから、マーケティングのターゲットとされることが多い。
エ.ライフスタイル上の特性が似ている市場セグメントでは、マーケティング活動に対する反応も類似していると予想される。
解説
正解:ア
標準テキスト第2版149ページに家族のライフサイクルに関する記載があります。以下、引用します。
家族のライフサイクルとは、時間の経過とともに家族の中に現れる変化を表す概念である。そして、このライフサイクル段階の区分は、配偶者の有無および子どもの成長の過程(誕生、成長、独立)を基礎としている。
よって、選択肢アが正解です。
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