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【試験資格勉強】情報セキュリティマネジメントに合格した話

令和5年5月18日に情報セキュリティマネジメントに合格しました。ここでは勉強方法と試験を受けた感想を書いています。

IPAの試験はITパスポートに続いて二回目です。

勉強に使った時間とスケジュール

動画視聴で約5時間、読書で約9時間、模擬と予想問題の勉強で約6時間、合計で約20時間を勉強に使いました。他にも仕事中の合間にテキストを読んでいました。内訳の違いはありますが、合計時間はITパスポートを勉強したときとほぼ同じです。

勉強は4月27日(土)から始めました。動画視聴とテキストから始め、5月7日(火)で付録のサンプル問題セット以外を読み終え、5月10日(金)にテキストの模擬を終え、11日(土)と12日(日)に予想問題集をしました。そして5月18日(土)に試験を受けました。

勉強に使ったもの

テキストと動画です。

テキストは二冊です。『徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和6年度』と『徹底攻略 情報セキュリティマネジメント予想問題集 令和6年度』です。

使い方

通勤電車内で教科書を読み、動画を見ていました。一回の読書時間は20分~30分です。動画は30分~40分です。一通り教科書を読んでから教科書の最後にある付録のサンプル問題セットをしました。付録の手前までで507ページあり、そこまで読み終えるのに460分かかりました。その後は付録のサンプル問題を一回、予想問題集の模擬を四回しました。

テキストは分厚いため、読み終えるのに時間がかかりました。さいわいゴールデンウィーク期間でしたので、時間を分けて読むことができました。仕事をしながらですと読む気力よりも眠気が勝ってしまうことも多かったので、ゴールデンウィークを挟めたのは良かったです。ちなみに勤務は暦通りです。

教科書には過去問題と解説がダウンロードできる特典があります。こちらは仕事の合間に過去問と解説を交互に読んでいました。過去問は午前問題のみです。午後問題は全く見ていません。

付録と予測問題(模擬)

結果は以下の通りです。

  • 付録 科目A 43/48(89.6%)
  • 付録 科目B 9/12(75.0%)
  • 付録 合計 52/30(86.7%)
  • 模擬1一回目 科目A 27/48(56.3%)
  • 模擬1一回目 科目B 9/12(75.0%)
  • 模擬1一回目 合計 36/60(60.0%)
  • 模擬2一回目 科目A 31/48(64.6%)
  • 模擬2一回目 科目B 8/12(66.7%)
  • 模擬2一回目 合計 39/60(65.0%)
  • 模擬3一回目 科目A 35/48(72.9%)
  • 模擬3一回目 科目B 9/12(75.0%)
  • 模擬3一回目 合計 44/60(73.3%)
  • 模擬1二回目 科目A 41/48(85.4%)
  • 模擬1二回目 科目B 12/12(100.0%)
  • 模擬1二回目 合計 53/60(88.3%)

付録だけをした日、模擬一回目をした日、模擬二回目をした日はばらばらです。金曜、土曜、日曜と三日に分けてしていました。どの試験も80分程度で終えることができました。この80分に見直しをする時間は含まれていません。落ち着いて試験に挑戦すると見直す時間はあまりないことが分かります。ちなみに模擬1二回目は50分で終えることができました。

これで余裕ができたのか、勉強する意欲がなくなってしまいました。そのため、試験一週間前は本を軽く見直すだけでした。二日で60分です。

付録はそれほど難しく感じませんが、模擬は思ったよりも歯ごたえがありかなり苦労しました。教科書をよく見ると書いてあるのですが、初見として思えないような設問が多いように感じました。

動画

UdemyBusinessのライセンスがあるので、せっかくだから使うか」という気持ちです。真剣に動画を視聴するというよりも、ラジオ感覚で聞いて、テキストで見たことあるようなものを思い出すために使っていました。

動画は二つです。

  • 【セキュリティ知識を深める!】情報セキュリティ基礎 + 情報セキュリティマネジメント試験 合格講座
  • セキュリティ入門(情報セキュリティマネジメント試験レベル)

先に『【セキュリティ知識を深める!】情報セキュリティ基礎 + 情報セキュリティマネジメント試験 合格講座』を視聴していました。言葉の説明を中心にしていました。小テストもあるのですが、耳での学習に重きを置いていたので全くしなかったです。

続いて『セキュリティ入門(情報セキュリティマネジメント試験レベル)』を視聴しました。こちらは途中で視聴を止めてしまいました。

試験の時に思ったこと

ITパスポートの時とほとんど同じです。

科目Aの文章が短い

CBTで受けたためか、「科目Aの文章が短い」です。テキストや過去問は問題文が長く、略称も少なめで文章や正しく書かれた英語から答えを見つけるクイズのような趣があったのですが、実際の問題は思ったよりもシンプルだったので戸惑いました。

科目Bはそれなりに長いです。とはいえ、教科書の付録や予想問題集をしていたおかげでスムーズに対応できました。

時間はあまる

そうして問題を解いたところ、50分弱の時間が余りました。見直しは全問答えを選択したかしかしていません。一つ一つ落ち着いてそれなりに時間はかけたつもりですが、結果的に時間は余りました。

試験結果

総合評価点は770点/1000点でした。ITパスポートの時よりも20点高かったです。

勉強を振り返って

試験問題文になれること

今回の情報セキュリティマネジメント試験対策で一番大変だったのはテキストを通読することでした。範囲の広さに対応することもありますが、試験問題文に対応するためです。

とはいえ、ITパスポートに続けて挑戦したため、ある程度は分かる内容が多かったです。それでも教科書の付録や予想問題集をしてなければ危なかったかも知れません。

勉強時間の確保と動画視聴はおまけの勉強

勉強時間の確保は大変です。教科書を集中して一時間も読むというのはなかなか難しく、一回の読書時間は20分~30分ですがほとんどでした。さいわいゴールデンウィーク期間でしたので、通勤電車内だけでなく、家でもある程度読む時間を確保できました。

動画は何度も反復できるという強みがあります。しかし、実際は反復はせず聞き流しでした。「ああ、これは本で読んだな」といういう復習のツールとして使ってしました。メモをとらない聞き流しスタイルだと、先に頭に残ることをしてないと聞いた端から忘れがちです。それでも科目B対策としては、解説文を読むよりも動画の方が良かったです。頭の中を整理して、理解する補助的な効果があったように思います。

ITパスポートの勉強が役立つ

ITパスポートに挑戦して時間を空けずに情報セキュリティマネジメント試験に挑戦したことが良かったです。多くの過去問で構成されている試験のようですので、当然ITパスポートレベルの問題も出てきます。全く触れていない状態だと覚えるキーワードが多くて勉強のモチベーションダウンになりそうなところも、知った感があると乗り切ることが出来ました。

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