令和5年1月20日にPython 3 エンジニア認定データ分析試験に合格しました。ここでは勉強方法と試験を受けた感想を書いています。
Python3エンジニア認定関連の試験は、約一ヶ月前にPython 3 エンジニア認定基礎試験に合格しています。Python 3 エンジニア認定基礎試験関連は過去に二つ記事を書いています。
ちなみに私は文系卒の非エンジニアです。当時の数学は常に赤点ギリギリでした。関連の資格は上記のPython 3 エンジニア認定基礎試験以外にもAI実装検定B級、G検定を持っています。また、E資格は受験資格を得ています。E資格は一度挑戦しましたがボロボロの結果でした。AI実装検定B級、G検定については過去に記事を書いています。
勉強に使った時間とスケジュール
勉強に使ったテキストの写経と模擬試験で約13時間です。他には通勤電車でテキストを読んでいました。
1月4日(木)からテキストを読み始め、1月7日(土)から写経を始め、1月13日(土)から模擬試験の解説を見て、1月14日(日)から模擬試験をするというスケジュールです。
13時間のうち、模擬試験よりもテキストにあるコードの写経に時間がかかりました。
勉強に使ったもの
テキストと模擬試験です。どちらも試験概要のところで紹介されています。
テキスト『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』
使用したテキストは『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』の第2版です。
使い方は、
- 通勤電車で通読する
- 家でコードを実際に入力(写経)して動作を見る
- 模擬試験で間違えたところを再度読み直す
この三つです。
最初はざっと読むだけです。平行して写経もしていたのですが、かなり時間がかかるため、scikit-learnの途中からは止めてしまいました。
模擬試験後の読み直しはかなり効果があったと思っています。模擬試験で見たことがある内容が書かれているので、スムーズに頭に入りました。
模擬試験
模擬試験はPRIME STUDYの「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」です。模擬試験は第1回から第3回まであります。
最初、第1回に挑戦したのですが、途中でやめて問題解説のページと動画を見て学習していました。コードが出る問題では見るだけでなく、写経もしていました。
一度、見た後は模擬試験を行い、間違ったところや解答に自信の無い設問の解説を見直していました。始めた頃は30分以上かかっていましたが、最終的には30分以内に模擬試験を終えることができました。また、ある程度自信を持って模擬試験が出来るようになりました。
模擬試験の結果
初めは1月14日(日)に第1回から第3回まで時間を分けて挑戦しました。
- 第1回模擬試験 88点 自信の無いところを除くと70点台の感覚です。
- 第2回模擬試験 78点 納得出来るような出来ないような感覚です。
- 第3回模擬試験 68点 ケアレスミスがなければ70点台だったように思います。
回を増すごとに難しくなりますし、Python 3 エンジニア認定基礎試験のことを思い出すと、第2回で80点以上を自信を持って出すことが出来るなら、試験はたぶん大丈夫だろうと思っていました。なんにせよ、別日にもう一回する必要があると思いました。
- 1月15日(月) 第1回模擬試験2回目 95点
- 1月19日(金) 第2回模擬試験2回目 88点
- 1月19日(金) 第3回模擬試験2回目 78点
- 1月19日(金) 第2回模擬試験3回目 100点
1月19日(金)は昼過ぎに模擬試験をしていたため、夜になってからもう一度第2回模擬試験をしましたた。結果、100点を取れたのですが、問題文の一部と答えを組み合わせで覚えてしまったため、参考にならないと思いました。6時間程度前のことは意外と覚えているものです。
試験の時に思ったこと
「思ったよりも基礎的な問題が多い」です。「模擬試験は実際の試験よりも難しい」とどこかで見たことがありましたが、その通りだと思います。そして、その基礎的なところでとまどいました。流れるように問題を解けるのですが、立ち止まると「本当でこれで良かったか?」と少し不安になる感覚です。
紙とペンがないことで焦りましたが、計算やpandasのDataFrameは模擬試験よりも簡単なので落ち着いて解くことが出来ました。
落ち着いて試験をしたところ、20分を少し過ぎた位で一巡できました。そのため、残りの時間は見直しに使いました。見直してみると意外と間違いに気づくもので、いくつかの問題は最初の回答から別の回答に変えました。
試験結果
875点/1000点で合格です。高得点での一発合格なのですが、勉強内容と試験内容のズレせいか、胸にもやもやがしばらく残りました。
おそらく5問間違ったのかなと思っています。苦手な数学で1問ずつ、pandasで1問、写経を途中でやめてしまったscikit-learnで2問でしょうか。
勉強を振り返って
一度、不合格になってしまったPython 3 エンジニア認定基礎試験と比べると真面目に勉強した結果が一発合格に繋がったのだと思っています。
思った以上にシンプルで簡単で基礎が出てきましたが、Python 3 エンジニア認定基礎試験に合格するまでの勉強と経験のおかげで落ち着いて対処が出来ました。
私のような文系卒の数学苦手な非エンジニアであれば、基礎からしっかりと勉強をする必要があると思います。
- 解説やテキストを見る、読むだけじゃなくてしっかりと写経をする。
- 解説やテキストをしっかりとチェックする。
- チェックの際は何が正解で何が間違いかを正確に理解するよう努力する。
- 模擬テストは日数を空けて、記憶の定着具合を確認できるようにする。
などが大事だと改めて感じました。今回はしっかりと準備した結果の合格だと思っています。
コメント