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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級経営戦略 令和2年前期20問目

問題

問題20 経営目標の設定に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.組織文化目標の設定は定性的なものであるため、より定量的な業績数値目標の設定の方が重要である。
イ.経営機能目標は、経営機能の選定、機能レベルの把握、目指す機能水準の順に設定する。
ウ.数値目標の項目としては、売上・損益面、財務面のほか、設備投資における増産投資目標、合理的投資目標等も含まれる。
エ.数値目標の設定における企業価値の算出には、マーケット・アプローチのほか、DCF法、収益還元法等のインカム・アプローチもある。

令和2年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 経営戦略分野 3級 経営戦略

解説

正解:ア

標準テキスト第2版112-118ページに組織文化目標・業績数値目標に関する記載があります。以下、引用します。

高い企業イメージ、事業構成の大幅な拡大、機能充実した研修開発体制、高水準の社員処遇の実現、地域社会への積極的貢献などの高い目標が、企業のイメージ目標、事業構造目標、経営機能目標、組織文化目標においてそれぞれ設定されていれば、それに対応するための数値目標は相当高いものにならなければおかしい。逆に、目指す経営目標の定性的レベルが低ければ、数値目標もおのずと低いものとなる。このように、数値目標の設定のためにまず考慮すべき点は、経営目標の定性的な部分の達成を可能とする数値目標はどの程度か、という定性と定量のバランスをとることである。

問題20は不適切なものを選ぶため、選択肢アが正解です。

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